おとな ときどき こども〜ガンプラ制作記録〜

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水性塗料で水研ぎはできるのか?実際に調査してみました!

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キャンディ塗装など鏡面仕上げを行う場合、出来るだけ塗面を滑らかにすることで、最終的な仕上がりが大きく変わってくるそうです。

塗面を滑らかにするには、水研ぎという方法でうす〜く、やさ〜しく研磨していきます。

でも私の愛読書には、

研ぎ出しに耐えうる塗膜の強さが必要で、水性のコート剤は溶剤系(ラッカーなど)のコート剤に比べ、少し強度が弱いので鏡面仕上げには不向き。

どうしても水性でなければならない場合は、乾燥時間を十分に取ってから研ぎ出すようにとのこと。

と書いてあります。

えーそんな〜。家庭環境からラッカー系は使えないんですが、水性でも鏡面仕上げでツヤッツヤのキラッキラにしたいっす!

ということで、水性塗料ではほんとに水研ぎできないのか、実験してみましたので、その模様を紹介します!

作業工程

  1. 足つけ:800番の紙やすりでのやすりがけ
  2. サーフェイサー:アクリジョン・ベースカラー・グレーをエアブラシ塗装
  3. メタリック層塗布:アクリジョン・シルバーをエアブラシ塗装
  4. クリアカラー塗布:アクリジョン・クリアレッドをエアブラシ塗装
  5. クリアコート塗布:
    アクリジョン・クリアー・光沢と水性ホビーカラー・プレミアムクリアー・光沢の2パターンをエアブラシ塗装
  6. 乾燥:約2日間
  7. 水研ぎ:2000番の紙やすりで水研ぎ
  8. コンパウンド研磨:タミヤのコンパウンド(荒目、細目、仕上げ目)

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足つけ

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800番ヤスリでプラスチックっぽいツヤが消えました。

サーフェイサー(ベースカラー)

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アクリジョン・ベースカラー・グレーをエアブラシで塗装します。

サーフェイサーというカテゴリーで呼ばずにベースカラーというカテゴリーにしているところが、なんとなくサーフェイサーよりも能力が劣るのかなと勘ぐってしまいますが、水性サーフェイサーは有り難いので、きっちり使っていきます。

アクリジョングレーはかなり暗めな色になってます。

メタリック層塗布

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アクリジョン・シルバーをエアブラシで塗装しました。

メタリックカラーは下地にブラック(光沢)を塗布しておくと、輝きが良くなるそうですが、今回は水研ぎの実験がメインのため、ブラック(光沢)は塗布せず、手抜きしています。

クリアカラー塗布

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アクリジョン・クリアレッドをエアブラシで塗装しました。

ここまでは2本とも同じように塗装しています。

やはり、ブラック(光沢)の塗布を省略したためか、キャンディ感があまりありません。。。

クリアコート塗布

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アクリジョン・クリアー・光沢と水性ホビーカラー・プレミアムクリアー・光沢の2パターンをエアブラシで塗装しました。

上の画像はアクリジョンを塗布した直後です。アクリジョン・クリアーは塗料瓶の中では乳白色をしていて、塗布直後も薄っすらと白みがかった色になり、大丈夫か?と心配になります。

でも安心してください!乾燥すると下の画像のように白みは消え、完全に透明になります。

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左がアクリジョン・クリアー・光沢、右が水性ホビーカラー・プレミアムクリアー・光沢です。

乾燥

約2日間ほど乾燥させました。

水研ぎ

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2000番の紙やすりで、うす〜く、やさし〜く水研ぎしました。

今回の実験で一番気になっていたところですが、アクリジョンと水性ホビーのどちらも、クリア層の下に塗布したクリアレッドを侵食することなく水研ぎすることができました!

これは水性塗料で水研ぎ成功って言ってもいいですよね!!

水研ぎするとクリアコートの輝きがなくなってしまうので、大丈夫?と不安になりますが、このあとコンパウンドで研磨すれば輝きが復活します。

コンパウンド研磨

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タミヤのコンパウンドは荒目、細目、仕上げ目の3種類があり、順番に研磨していきます。上の画像は荒目で研磨したところです。

水研ぎで失った輝きは、荒目だけでかなり復活しました。

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細目、仕上げ目まで研磨したところです。

写真撮影時に写り込んだ私の影が、輪郭まではっきりと分かるほど綺麗に反射しています。

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タミヤの星印を写してみたところ、鏡のようにくっきりと写っています!

結果まとめ

今回、「水性塗料で水研ぎはできるのか?」ということで実験してみました。

その結果、水性塗料で水研ぎできる!!ってことが検証できました!

これで私の制作環境でも、キャンディ塗装が楽しめそうです!!